本サイト「メンズコスメの教科書」に足をお運びくださりありがとうございます。このサイトは、最近注目されてきた男性向けのスキンケアについてご紹介するサイトです。
このサイトの想定読者は、既に一定数いらっしゃる、美意識の高いいわゆる”美容男子”や”メイク男子”などとは少し違います。
☑肌の手入れを始めたいと思ってるけど、何からやっていいかわからない
☑何かしらやりたいけど、毎日時間をかけるのは無理
という、いわゆるスキンケア超初心者の方を読者として想定したサイトです。
今回は、正しい洗顔の仕方について、ご紹介をしていきます。
最近めちゃくちゃ洗顔頑張ってるんだけど、全然ニキビも毛穴も消えないんだよ。ゴシゴシしっかりやっているし、一日に何度も洗っているのに。
ちょっと。それ、洗いすぎで逆にトラブルが出ているのかも。
ニキビや毛穴トラブルに悩んでいる方は、どうしても洗顔を頑張ってしまいがちですが、もしかしたらそれは余計に肌の状態を悪化させているかもしれません。
というわけで今回は、正しい洗顔の仕方について、ご紹介していきたいと思います。
洗顔がニキビや毛穴を悪化!?その理由は!?
ニキビや毛穴・皮脂が気になる方は、洗顔を頑張っている方も多いと思いますが、なかなか改善しない方は、もしかしたら洗顔方法を変えた方がいいかもしれません。
それは、洗顔によって皮脂が必要以上に取り去らわれてしまった結果、肌が極度の乾燥状態になってしまい、それをカバーする為に、肌が自ら皮脂を過剰分泌させてしまうからです。
えぇっ!?洗いすぎると、余計に皮脂が出てしまうの!?
洗顔によって必要以上に皮脂が奪われてしまうと、肌は焦って余計な皮脂を分泌し、肌を守ろうとするんです。
この状態を、インナードライ肌と呼びます。
肌の内側の乾燥を、過剰な皮脂によって何とか保護している状態の肌のことです。
インナードライ肌の特徴
・ニキビや毛穴が気になるのに、肌がカサカサしている
・洗顔後すぐに肌が突っ張る
肌質 | 特徴 | 原因 |
---|---|---|
乾燥肌 | 肌の表面がカサカサしている | 水分と皮脂の不足 |
脂性肌 | 肌の表面がギトギトしている・ニキビや毛穴が目立つ | 皮脂腺の発達による皮脂の過剰分泌 |
インナードライ肌 | 肌の表面がギトギトしている・ニキビや毛穴が目立つ | 乾燥による皮脂の過過剰分泌 |
今回の記事のターゲットになっているのは、一番下のインナードライ肌の方です。
インナードライ肌は、乾燥が原因になって皮脂を過剰に分泌してしまっているので、洗顔の際に、必要以上に皮脂を取り去りすぎないことが大切です。
健康な肌には、表面に適切な量の皮脂が残っていることが大切です。だから、皮脂を根こそぎ取り去ってしまうと、肌のバランスが崩れ、余計に状態が悪化することがあります。
そのために大切なことは、①洗顔料を優しいものに変えたり、②洗顔の方法自体を見直すことです。
いい意味で、「洗顔の力を抜く」ことが、肌状態の改善につながるかもしれません。
とはいえ、男性には脂性肌の方もたくさんいらっしゃいます。脂性肌の方が洗顔を適当にしてしまうのも、よくありません。
ですから、ご自身がインナードライ肌なのか、脂性肌なのかを正しく見極めることが大事です。
最も確実なのは、皮膚科や肌診断に行って診てもらうことですが、それが難しい方は、見極めの方法としては、「肌の表面がカサカサしているか」というのを一つの目安にしてみて下さい。
おすすめの洗顔料
それではここからは、インナードライ肌の方におすすめの洗顔料をご紹介していきます。
インナードライ肌の方には、洗浄力が弱めで、マイルドなものを使用してみることをお勧めします。
・洗浄成分がマイルドなもの
・保湿成分がたくさんはいっているもの
簡単に見分ける方法としては、パッケージや広告文に「毛穴汚れごっそり!」とか「皮脂完全吸着!」みたいな言葉が書いてあるものは、かなり洗浄力が強めなものの可能性があります。(笑)
ですので、まずはこういうものを避けてみるのがお勧めです。
男性向けの洗顔料は、一般的に洗浄力がとても高く作られているので、注意が必要です。
一般的には、男性向けとして売られている物より、女性や子供向けの洗顔料の方が、洗浄力もマイルドに設計されているものが多いです。
ですので、まずはインナードライにお悩みの男性は、女性や子供用に売られている洗顔料を使ってみるのがお勧めです。
男性だからといって、必ずしも男性向けの洗顔料を使う必要はありません。女性向けのものでも、男性の肌に合うものはたくさんありますよ。
洗顔の仕方
洗顔料を見直すことも大切ですが、洗顔の仕方も非常に大切です。
たっぷり泡立てる
まず大切な事は、洗顔をする際に洗顔料をしっかりと泡立てて、たっぷりの泡で洗顔をすることです。
泡立てることで、肌と手が直接触れない程度にすることが泡立ての目安です。手が触れることで摩擦の原因になり、肌への負担となりますし、洗顔料はしっかりと泡立てることで、肌への刺激がより柔らかくなるようになっているからです。
自分の手で泡立てることが難しければ、洗顔ネットや泡立て用のポンプなどを使用するのもおすすめですよ。
または、パッケージからそのまま泡で出てくるタイプの洗顔料もたくさん販売されています。自分で泡立てるのが苦手な方や、泡立てる時間が面倒な方は泡タイプの洗顔料を使うのもとてもお勧めです。
ごしごし洗わず押し洗い
たっぷり泡を立てた後は、顔の洗い方も大切です。一般的に洗顔はゴシゴシと洗ったり、くるくるとマッサージするように行う方も多いですが、その必要は全くありめせん。泡で肌を優しく押すようにするだけでOKです。
泡に顔を埋めて、肌に泡を押し当てるようなイメージ。顔の上で手を動かす必要はありません。
また、泡を長時間肌に乗せているのも、乾燥の原因になるので、洗顔の時間は10秒から15秒程度で終わらせるのが理想です。
鼻やおでこなど、皮脂が気になる部分から泡を乗せるようにするのがおすすめです。
シャワーを直接当てない
泡をすすぐ際は、シャワーの水を直接肌に当てるのは控えましょう。
シャワーの水圧はそれだけで肌に刺激になり、洗いすぎやたるみの原因になります。少し面倒でもシャワーの水を一度手にすくって、それで顔をすすぐようにしてみて下さい。
また、すすぎの水の温度も大切です。熱いお湯でなく、水かぬるま湯で洗うようにしてください。お湯は水分や油分を取り去りすぎてしまうので、余計に乾燥が進んでしまうからです。
「冷たくない位の水」を目安にしてみてください。
まとめ
今回は、正しい洗顔の方法やオススメの洗顔料の選び方についてご紹介をしてきました。
今まで、「洗顔を頑張っても皮脂や毛穴のトラブルがなかなか治らなかった」という方は、この記事を読んでぜひ参考にしてみてください。
肌の手入れの1番の土台となるのは洗顔です。その後の保湿をしっかりと行っていても、洗顔が正しく行われていないと思ったような効果は出てきません。
ぜひ、ご自身の肌質や生活リズムに合わせた、適切な洗顔の仕方を見極めて実践してみてください。
今後も本サイト「メンズコスメの教科書」では、スキンケア初心者の男性向けの情報を多く発信していきます。今後もどうぞご覧ください。